フレア加工と配管接続のポイントや注意点!

室内機や室外機を接続する際の注意点!

このページではエアコンの取り付けに関するノウハウ!【室内機の取り付け】【室外機の取り付け】【冷媒配管の接続】【冷媒配管工事】【フレア加工】の注意点やポイントについて紹介しています。誤った取り付けや冷媒配管工事、フレア加工を行うと冷媒ガスが漏れる恐れがありますので注意が必要です。

~室外機の取り付け~

【注意】
室外ユニットは、小動物(虫やカエルなど)のすみかになるような場所には設置しないでください。(例えば、落ち葉の多い所など)小動物が侵入し発煙・発火の原因になることがあります。また、侵入することを減らすために「置台」を必ず使用し、周辺をきれいに保つようにしてください。
●ドレン処理が必要な場合、下記要領でドレンエ事を行ってください。
【ドレン工事】
●ドレン排水するときは、ドレンソケット(下部ドレン)を使用してください。
●排水穴が取付台や床面などに隠れる場合は、室外ユニットの脚下に厚さ30mm以上の間座を入れてください。
●寒冷地では、室外ユニットのドレン排水は「タレ流し」にしてください。(ドレンホースを使用すると、ドレン水が底フレーム内で凍結し、暖房効果が損なわれることがあります。)

~冷媒配管の接続~フレアナット・弁蓋・サービスポートの締め付けトルク~

●年数の経過によるフレアナットの腐食割れを防ぐため、フレアナットは本体付属のものを使用してください。
フレアナットの割れ防止およびガスもれ防止のため、締付け時はトルクレンチを使用してください。
●ガスもれ防止のため、フレア内面に冷凍機油を塗ってください。過剰な締付トルクにならないよう、フレア外面やフレアナットの ネジ部には冷凍機油を塗布しないでください。(冷凍機油R410AやR32のものを使用してください。)
●冷媒配管接続部は、フレア中心を合わせ最初手まわしで3~4回転ねじ込み、その後所定のトルクでしっかりと締め付けます。

~冷媒配管工事について~

●配管内にゴミ・水分を入れないでください。
●曲げはなるべく少なく、ゆるやかに。曲げる際はパイプベンダーを使用してください。(曲げ半径は30~40mm以上)

【配管と断熱の選定】
配管セット(別売品)をおすすめしますが、市販材料使用の場合は次のことを守ってください。
■市販の銅管使用の場合
仕様C1220T(JIS H3300)付着油量40mg/10m以下
断熱材材質:発泡ポリエチレンフォーム
熱伝導率:0.041~0.052W/mK(0.035~0.045kcal/mh℃)
(ただし、ガス管は表面温度が最高110℃なりますからそれに耐えるものを使用してください。)
●液管、ガス管共必ず断熱してください。断熱寸法は下記に従ってください。

●ガス管、液管は分離し、各々別に断熱してください。

~フレア加工について~

パイプカッターで配管を切断します。
②切粉や異物が配管内に入らないよう、切断面を下にしてバリ取りを行います。
フレアナットを配管に挿入します。
④フレア加工を行います。

⑤フレア加工が正しく出来ているかチェックします。

【注意】
フレア加工は正しく確実に行ってください。不備があると冷媒ガスがもれる原因になります。

~インフォメーション~

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